千手観音を見てきました

三重県文化会館で、千手観音の公演を見てきました。聴覚障害者の人たちの息の合った演技はテレビでも紹介されていたので、とても楽しみにしていました。メインイベントで、最後に登場するのかと思っていたら、最初の演目が千手観音でした。期待にたがわぬすばらしい演技でした。

そのあとは、歌や楽器の演奏、京劇などがありました。視覚障害者の人たちもたくさん出演していて、中国ならではの楽器や情緒たっぷりの歌などを聞かせてくれました。中国の歌だけではなく、日本の歌もたくさん演奏しました。

一番面白かったのは、京劇でした。京劇は、日本で言えば歌舞伎のようなもので、生演奏に合わせて、役者が演技をします。せりふも楽器を演奏する人たちが言っていて、役者はそれに合わせて口を動かします。この京劇を視覚障害者の人たちが楽器演奏とせりふを担当し、聴覚障害者の人たちが演技をするのですが、ピッタリ合っていて、すばらしいものでした。暗闇の中で、二人の男がけんかになり、剣を振り回して戦っているのですが、真っ暗なので手探り状態。すぐ近くにいてもお互いに気が付かず、相手に触れてあわてて剣を振り回すというコミカルな芝居です。戦いの場面では、ドラやシンバル、太鼓などを連打してにぎやかに演奏します。それが、中国らしいサウンドで大好きなのです。

ダンスは、千手観音のようなゆっくりした動きのものだけではなく、ラテンの激しいリズムのものもたくさんありました。すごい迫力で、最後はスタンディングオベーションとなりました。休憩なしの2時間半が、あっという間に過ぎてしまいました。